冷笑する社会とボランティア――「やりがい搾取」批判を越えて

日本寄付財団より

冷笑する社会とボランティア――「やりがい搾取」批判を越えて

東京大学の仁平典宏

「偽善?」シニカルでクールな冷笑は実は現代的ではなく日本古来からのしぐさであったようだ。

今は「偽善」だが古くは「奇特なこって」という言葉

もちろん、古くからも今も善意の無償の活動はある。なぜか「道化的な言い訳」または自分磨き、自分のため的な言い訳をしながらとなる。

国際的にみるとボランティアの参加率はかなり低い位置となる。

信用できない人ランキングでは初対面の人の次にNPO,NGOのリーダーで3位が報道関係者とのこと。

一方、無償の奉仕、活動は進んでか、いやいやかは別に地域社会であったり職場であったりで参加してきた。これを無報酬の労働 = アンペイドワークとしてみると実はサービス残業も含まれる。                                 これは実はボランティアではなく長期雇用、終身雇用という報酬であったり、地域社会という相互互助ネットワークの義務見たいものだという。

ところが雇用、地域社会、ライフスタイル、ワークスタイルが変わってきている中で同じアンペイドワークを求められるとやりがいサギとなるのだとしている。